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2015年9月26日・27日、初級園芸福祉士養成講座(前期)が開催されました。

1日目、吉長先生の講義
1日目、吉長先生の講義。

 9月26日(土)と27日(日)、広島文化学園大学坂キャンパス(広島県坂町)にて第8回初級園芸福祉士養成講座(前期)が開催されました。

 受講生は福祉施設の職員や会社員、生花小売業の方、退職された方、主婦の方など。20歳代から70歳代の幅広い年齢層の多彩なメンバーが、終始なごやかに、そして熱心に受講されました。

 初級園芸福祉士養成講座は、NPO法人日本園芸福祉普及協会が主催し、その名の通り初級園芸福祉士の養成を目的としています。今回の2日間を含めて合計4日間の講座を受講することで、初級園芸福祉士の資格試験の受験が、可能になります。

 本年度は、東京や名古屋をはじめ全国8ヶ所の会場で開催が予定されています。

2日目の講義を担当された粕谷先生。
2日目の講義を担当された粕谷先生。

 第一日目は、日本園芸福祉普及協会理事長・吉長成恭先生が講座を担当。「いま、なぜ園芸福祉の時代なのか」、「園芸福祉の意味、園芸福祉と心身への効果」などについて、講義されました。

 吉長先生は、広島大学病院で勤務された医者であるほか、広島国際大学の教授を務められながら、テレビ番組への出演など多彩な活動をされています。社会の変化の中における園芸福祉の意義などについて、興味尽きないお話を聞くことができました。

 第二日目は日本園芸福祉普及協会専務理事・粕谷芳則先生が講座を担当。粕谷先生は日本市民農園連合会の事務局長でもあり、ヨーロッパの市民農園の研究をされ、毎年現地を訪問されています。

 講義の中では、ドイツなど園芸を社会のインフラとして活用する諸外国の事例とともに、日本における園芸福祉の取り組みを紹介。現在に至る園芸福祉の歴史についても、広範囲に説明されました。ビジュアルな資料・映像による事例紹介はとても分かりやすく、園芸福祉が身近なものであることが理解できました。


 2日目の講義の後、4つの班に分かれてグループワークが行われました。
 テーマは、「1000㎡の遊休地」を活用して、緑と花とふれあい、皆が楽しむ活動プログラムの作成。

  4つのグループに別れて実践プランと遊休地活用計画図を作成するというものです。グループでの討議では、各テーブルで余談も飛び交う楽しい議論が展開。受講生全員、時間が経つのも忘れる中で各グループともにアイデアを出し合い、想像力あふれる力作が誕生しました。

  環境や年齢も違う方々が、お互いのアイデアを出し合い、最後には一つの作品を作り上げる過程で、大きな創造性が発揮できる場となりました。

 後期の初級園芸福祉士養成講座は、10月24日(土)・25日(日)の2日間、開催されます。

 後期講座のテーマは、下記の二つ。

  • 障害者や高齢者と行う園芸福祉活動プログラム
  • 「園芸福祉に関わる植物の育て方とモデルガーデンづくり」

 卓上のフラワーアレンジメントや屋外のガーデン作りの実技が中心になります。
 4班に分かれて、さらにユニークな楽しいアイデア合戦が展開されることでしょう。

2日目のグループワークの様子。2日目のグループワークの様子。

グループワークでつくった作品を発表しています。グループワークでつくった作品を発表しています。

 
   
2015年10月22日
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