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セミナーリポート
2010年9月11日(土)・12日(日)、初級園芸福祉士養成講座(前期)が開催されました。

9月11日(土)と12日(日)、広島県呉市の弊社社屋にて第3回初級園芸福祉士養成講座が開催されました。受講者は総勢27名。福祉施設の職員や会社員、造園業、退職された方、主婦など多彩なメンバーで、幅広い年齢層の方々が、終始和やかに、そして熱心に受講されました。

初級園芸福祉士養成講座の様子。講師は伊東豊先生。
初級園芸福祉士養成講座の様子。講師は伊東豊先生。

初級園芸福祉士養成講座はNPO法人日本園芸福祉普及協会が主催し、その名の通り園芸福祉士の養成を目的としています。今回の2日間を含めて合計4日間の講座を受講することで、初級園芸福祉士の資格試験の受験が可能になるというものです。
本年は、東京や大阪をはじめ全国10ヶ所の会場で開催が予定されています。

初日である11日は、伊東豊先生(日本園芸福祉普及協会理事、東京農業大学グリーンアカデミー副校長)が講座を担当し、園芸福祉の意味やその効果、運営管理の方法、組織作りなどについて講義されました。

伊東先生は東京農業大学の准教授でもあり、同大学の成人学校の副校長もされています。

講義の中では東京農業大学の成人学校(平均年齢65歳)の研究事例の報告があり、高齢化社会の中で園芸活動がますます重要なテーマになっているとのことでした。

また、大学近くの300坪の農園を利用して近所のボランティアの方、小学生、老人施設や障害者施設の入居者の方々と四季を通しての園芸活動の事例も紹介されました。
「本当の食育は作物を作ることから始まる」という伊東先生の考え方のもと、60種類以上の様々な植物を年間を通して計画的に植栽(土づくり、種まき、追肥、水やり)され、収穫し、皆で一緒に食べる。これが地域の大きな楽しみごとになっていることがうかがえました。

グループでの討議や余談などを交えつつ、楽しい講義が展開され、時間が経つのも忘れ、参加者全員で園芸福祉入門を果たしました。

二日目の講義を担当された粕谷芳則先生
二日目の講義を担当された粕谷芳則先生

13日は、粕谷芳則先生(日本園芸福祉普及協会専務理事、NPO日本グリーンツーリズム・ネットワークセンター副代表)の講義の後、グループワークが行われました。
テーマは「1000㎡の遊休地」を活用して緑や花とふれあい、皆が楽しむ活動のプログラムを作成すること。ゾーニング計画図も作成しました。4つのグループに別れ、それぞれのグループがアイデアいっぱいの作品を作り上げました。

環境も違い、年齢も違う方々が、お互いのアイデアをぶつけ合い、最後には一つの作品を作り上げる過程で、大きな創造性の発揮ができる場となりました。

後期の初級園芸福祉士養成講座は、10月16日(土)・17日(日)の2日間、開催されます。


後期講座のテーマは二つ。
「園芸福祉に関わる植物の育て方とモデルガーデンづくり」ならびに「地域で展開する年間を通して楽しむ園芸福祉」です。
内容的には、ガーデンでの実技が主体となり、4班に分かれてのユニークなアイデア合戦が展開されることでしょう。

一日目、伊東先生講義中のグループ討議の様子。
一日目、伊東先生講義中のグループ討議の様子。

二日目のグループワーク。ゾーニング計画を討議しています。二日目のグループワーク。ゾーニング計画を討議しています。

   
2010年9月30日
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