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セミナーリポート
2009年9月12日(土)・13日(日)、初級園芸福祉士養成講座(前期)が開催されました。

9月12日(土)と13日(日)、広島県呉市の弊社社屋にて第2回初級園芸福祉士養成講座が開催されました。受講者は総勢33名。福祉施設の職員や会社員、造園業、退職された方、主婦、大学生など多彩なメンバーで、19歳から65歳迄の幅広い年齢層の方々が、終始和やかに、そして熱心に受講されました。

初級園芸福祉士養成講座の様子。講師は吉長成恭先生。
初級園芸福祉士養成講座の様子。講師は吉長成恭先生。

初級園芸福祉士養成講座はNPO法人日本園芸福祉普及協会が主催し、その名の通り園芸福祉士の養成を目的としています。今回の2日間を含めて合計4日間の講座を受講することで、初級園芸福祉士の資格試験の受験が可能になるというものです。
本年は、東京や大阪をはじめ全国14ヶ所の会場で開催が予定されています。

初日である12日は、日本園芸福祉普及協会理事長の吉長成恭先生が講座を担当し、園芸福祉の意味やその効果、運営管理の方法、組織作りなどについて講義されました。

吉長先生は広島国際大学の教授でもあり、ヘルスケア・マーケティングや園芸療法、園芸福祉を専門とする研究をなされています。

講義の中では、 イギリスなど園芸を社会のインフラとして活用する諸外国の事例とともに、日本における園芸福祉の取り組みを紹介し、現在にいたる園芸福祉の歴史についても分かりやすく語られました。 グループでの討議や余談などを交えつつ楽しい講義が展開され、時間がたつのも忘れ、受講者全員で園芸福祉入門を果たしました。

また 今回は吉長先生自身の「最初の園芸福祉」の話も披露されました。それは1992年から2002年までの10年間、その年その年に道端に咲いていたタンポポの綿毛を瓶に詰めてコレクションするというもの。アール・ヌーヴォーやアール・デコなど19世紀末の文化への興味から、20世紀末の”10年”を後世に残すことを思い立たれたとのことでした。綿毛の採取に年間15分。「これで”10年”を語ることができる。」と吉長先生の談。今回の講座の受講をきっかけにして、記念樹でも、種のコレクションでもいいから、何かを始めてほしい、と語られました。

粕谷芳則先生
粕谷芳則先生

13日は、日本園芸福祉普及協会専務理事の粕谷芳則先生の講義の後、グループワークが行われました。
テーマは「1000㎡の遊休地」を活用して緑や花とふれあい、皆が楽しむ活動のプログラムを作成すること。ゾーニング計画図も作成しました。5つのグループに別れ、それぞれのグループがアイデアいっぱいの作品を作り上げました。

環境も違い、年齢も違う方々が、お互いのアイデアをぶつけ合い、最後には一つの作品を作り上げる過程で、大きな創造性の発揮ができる場となりました。

後期の初級園芸福祉士養成講座は、10月17日(土)・18日(日)の2日間、開催されます。


後期講座のテーマは二つ。
「園芸福祉に関わる植物の育て方とモデルガーデンづくり」ならびに「地域で展開する年間を通して楽しむ園芸福祉」です。
内容的には、ガーデンでの実技が主体となり、5班に分かれてのユニークなアイデア合戦が展開されることでしょう。

 
   
2009年9月19日
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