宅配営業部門 高原 加奈子 さん へのインタビュー
2021年10月某日 ヤクルト広センター ミーティングルーム(呉市広古新開)にて、来年入社予定の大学4年生Tさん(写真左)が、宅配部門の高原加奈子さん(写真右)に対してインタビューを行いました。
仕事のやりがいについて
--仕事での"やりがい"や"楽しさ"を感じるのは、どんな時でしょうか?
高原さん(以下、高原):私は現在、ヤクルト三条センターの運営を担当しています。
この三条センターに、仕事を初めて一年くらい経つヤクルトレディさんが在籍しているのですが、彼女は商品を購入したことが無い方に、商品やキャンペーンを紹介することが苦手だったんですね。
私は一年間ずっと、彼女の育成に携わってきましたが、つい最近、購入が無かったお客さまに自分から商品の説明をして、その方に商品をお届けすることになったんです。その事を報告してくれた時に、ものすごく"やりがい"を感じました。
--今まで出来なかったことが、出来るようになった、ということですね。何か、"きっかけ"はあったのでしょうか?
高原:そのヤクルトレディさんは、苦手な事がある一方で、既存のお客さまからは、とても愛されているんです。だから「自信を持っていい」、「苦手な事はいっぺんに克服しなくていい」ということを伝え続けました。
商品が紹介できたというのも、たぶん少しずつ出来るようになっていたと思います。私も季節が変わるごとに成長を感じていたので、彼女が新しくお届することになった時には、本当に嬉しかったです。
困難だったこと
--これまでのお仕事で、困難だと思ったことはありますか?また、その時にどのように対応したかも教えて下さい。
高原:困難な事は、毎日あるんですけど…(苦笑)。一番大きかった事は、三条センターのお届けエリアのうち、2~3か所の地区で、お届けを担当するヤクルトレディに欠員が出た時ですね。
その時は、他のセンターを担当する社員に応援に来てもらって、当該地区のお客さまに商品をお届けしながら、一緒に新しいヤクルトレディさんの募集・採用を行いました。この時は、本当に困りましたね。
--どのように対応されたのですか?
高原:結局、うまく対応できたのかは、分かりませんが…。その頃から、三条センターのヤクルトレディさんが、いろいろ協力してくれるようになりました。打ち解けてくれて、助けてくれたり。
そうこうしている内に、新しいヤクルトレディさんを採用することができて、エリア全地区へのお届けが出来る体制になりました。そうすると、三条センター全体の実績も、以前よりも伸びるようになったんです。
それ以来、皆さんの協力のもと、困っていることは解決しています。はい。
ヤクルトレディとのコミュニケーション
--高原さんは5年間、ヤクルトレディを経験されてから、社員になられたとうかがいました。ヤクルトレディをしていた時の経験は、どのような場面で活かされているのでしょうか?
高原:新人のヤクルトレディさんの悩みに、アドバイスをする時ですね。私も悩んだことがあるので、「私もこうだったんよ」というふうに言うことができます。良いことも、困ったことも、正直に言うと落ち込んだり、嫌になったこともあります。
それら含めてヤクルトレディの時に経験しているので、次のヤクルトレディさんに伝えることが出来ています。それが一番大きいかなと。これ、大丈夫ですか(笑)。
--今度、自分がヤクルトレディさんと一緒に仕事をする際に、どのような行動をしたら、ヤクルトレディさんの為になるのでしょうか?
高原:私のアレでいいですか?違ったらごめんなさい。
あの、まず最初にヤクルトレディさんの仕事を一通り経験して下さい。
雨の中、バイクでお届けをするとか、寒い日に外に出てバイクに乗ってみる、とか。そういう現実的なことを、ある程度の期間経験すると、ヤクルトレディさんに共感できるし、声もかけやすくなって会話もしやすくなると思います。
その中で、悩みとかぶち当たっている問題について、「アドバイスをくれませんか」っていう質問があるかもしれないです。
その時に「大変なんじゃね」って言葉をヤクルトレディさんに掛けることができたら、大丈夫だと思います!あとは、頼りになる先輩社員たちがいますので!!